
スタンフォード大学の調査で、「自分は寝付きが悪い」と思ってる人とそうでない人の眠りにつくまでの時間(入眠潜時)を調べました。
すると両者の眠りにつくまでの平均時間にはそれほど差がないことが判明したのです。
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寝付きが悪いのは気のせい?
以下がスタンフォード大学の調査結果になります。
- 若くて健康な人の入眠潜時・・・7~8分
- 寝付きが悪いと自覚している55歳以上の人の入眠潜時・・・10分程度

若くて健康な人でも眠りにつくまでに7~8分かかるんだ
「寝付きがいい人」と聞くと「寝ようと思ってから1分もかからずに眠りにつける人」をなんとなく想像しますよね。
でも実際には健康な人でも眠りにつくまで5~15分程度かかることが多いようです。
また寝付きが悪いと感じてる人は実際の経過時間より体感時間が長く感じられてるケースも少なくないとのこと。
つまり「自分は寝付きが悪い」と思ってる人も、客観的に見ればそれほど平均的な寝付きと大差ないのかもしれません。
あるいは寝付きが悪いと思いこむことによって、かえってストレスが溜まり眠れなくなっている可能性もあります。

「健康な人でも眠りにつくのに5分~15分程度の時間がかかる」という事実を知ってるだけでも、眠れないことへのストレスは軽減されるよ
とはいえ、この実験は参加者数があまり多くなかったため、もっと幅広く調査すればこれより大きな差が出るかもしれません。
本当に寝付きが悪く、眠るまでに1時間以上かかるような人も中にはいるでしょう。
そういった場合は、以下の記事で解説している「睡眠の質を上げる7つの方法」を意識することが大切になってきます。
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