今流行の熱中症対策グッズとして注目されているのがネッククーラー。
なかでも日本製のサンコーから発売されている「サンコー ネッククーラーシリーズ」は累計100万台を超える大ヒットとなっています。
今回は私が購入した「サンコー ネッククーラーNeo」についてレビューしていきましょう。
ネッククーラーNeoレビュー
さっそくネッククーラーNeoをレビューしてきましょう。
まず実物がこちらになります。
首の太さに合わせてサイズの調節も可能
赤丸内のプレートが冷たくなる部分です
ネッククーラーNeoの使い方
ネッククーラーNeoの使い方は超カンタン。
まず別売りのモバイルバッテリーとつなぎます。
首にかけて……
スイッチON!
ボタンを押すごとに以下の順番で切り替わります。
- 強
- 弱
- ゆらぎ(強と弱を交互に繰り返すことで冷たさの体感を持続)
電源を切るときは長押ししましょう。
ネッククーラーNeoのメリット・デメリット
ここからはネッククーラーNeoを実際に使ってみてわかったメリット・デメリットをレビューしていきます。
メリット
まずメリットは以下のとおり。
- 冷たさが長時間持続する
- コンパクトなので持ち運びしやすい
- 猛暑日でも効果がある
- バイクでも使える
冷たさが長時間持続する
ほかの冷却グッズ(たとえばクールタオルや首巻きアイスノン)の場合、時間とともに冷たさが軽減します。
せいぜい30分~1時間ぐらいが冷却効果の持続する限界でしょう。
ところがネッククーラーNeoの場合、モバイルバッテリーの電源が切れるまでずっと同じ冷たさをキープすることが可能。
これは長時間の移動や、学校や会社の帰りに使う場合には大きなメリットですね。
モバイルバッテリーを複数持っていればその分使える時間も増えるよ
コンパクトなので持ち運びしやすい
ネッククーラーNeoの重さは140g。
おまけに折りたたみ可能なので、持ち運びしやすいのが特徴です。
猛暑日でも効果がある
夏グッズの定番であるポータブル扇風機は一定の暑さを超えると冷たさを感じなくなります。
冷たいどころか暖かい風しか出てこないんですよね。
しかしネッククーラーNeoはどんな猛暑日でも自販機のジュースのような冷たさをキープ。
暑さに関係なく使用できます。
バイクでも使える
私はバイクによく乗るのですが、ネッククーラーNeoがあるのとないのとでは大違い。
走行は長時間にわたるので、他の冷却グッズと違い冷却効果がずっと続くネッククラーNeoはバイクとの相性が抜群なのです。
気になるのは走行中の落下だと思いますが、3年間利用して落下しそうになったことは一度もありません。
どうしても不安ならストラップ用の穴も空いているので、そこに落下防止ストラップを通しておけばよいでしょう。
デメリット
続いてデメリットになります。
- 冷却強度はそこまで高くない
- 静かなところでは音が気になるかも
冷却強度はそこまで高くない
最大のデメリットは冷却効果がそこまで高くないこと。
冷たさはたしかに感じるし、あるのとないのとでは大違いなのですが、
「これをつけていれば夏でも暑さをまったく感じない」
というほど劇的な冷却効果があるわけではありません。
あくまで暑さをいくらか軽減するだけです。
冷たさだけで言えば以前紹介した首巻きアイスノンのほうが断然涼しさを感じられます。
ネッククーラーNeoの魅力は冷たさの持続時間なんですよね。
陸上にたとえるなら短距離走が速いのが首巻きアイスノン、長距離走が速いのがネッククーラーNeoという感じだね
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静かなところでは音が気になるかも
外で使う分にはネッククーラーNeoの作動音はほとんど気になりません。
車などの騒音でほぼ消えます。
ただし図書館などの静かな場所で使うとなるとやや気になるかも?
とくに「強」や「ゆらぎモード」を静かな場所で使うのはちょっと気が引けますね。
ネッククーラーNeoとEvoの違いやSlimやProとの比較
2023年現在は「ネッククーラーPro」と「ネッククーラーSlim」という2モデルが最新版です。
Proは価格がやや高め。
今のところSlimのほうが売れているようですね。
その1世代前が「ネッククーラーEvo(第5世代)」で、そのさらに一つ前が今回紹介した「ネッククーラーNeo(第4世代)」。
ネッククーラーNeoとEvoの違いは以下のとおり。
NeoからEvoになって変わったこと
- ホールド力UPによりズレにくくなった
- スマートなデザインになった
- 髪を巻き込みづらくなった
- 専用バッテリーでも使えるようになった
一番大きな違いは④の専用バッテリーの有無ですね。
この専用バッテリーは本体にくっつけられるので、Neoとは違いケーブル無しで使用することが可能です。
ただし持続時間が短いようなので、長時間使う場合は従来どおり別売りモバイルバッテリーとケーブルでつなげて使うことになるでしょう。
ちなみにNeoのさらに前は「ネッククーラーmini(第3世代)」→「ネック冷却クーラー(第2世代)」→「こりゃひえ~る(第1世代)」となっています。
ここでそれぞれの特徴を比較してみましょう。
NEO | Pro | Slim | Evo | |
---|---|---|---|---|
商品画像 | ||||
発売年 | 2020年 | 2022年 | 2022年 | 2021年 |
冷却パネル | 2つ | 4つ | 2つ | 2つ |
冷却温度 | -15℃ | -15℃ | -17℃ | -15℃ |
重さ | 150g | 300g | 140g | 150g |
専用バッテリー | なし | あり | あり | あり |
USB端子 | Type-C非対応 | Type-C対応 | Type-C対応 | Type-C対応 |
Amazonなどのレビューを見てみると、どれもそこまで大きな性能面の違いはないようです。
ただしProは冷却パネルが4つ付いていて、その分重さがあるとのこと。
また価格も他のモデルより少し高めになっていますね。
重さはSlimがもっとも軽く、冷却温度もほかのモデルより2℃強くなっています。
ボクはすでにNeoを持っているので新たに買う予定はありませんが、もしも初めて買うなら最新版である「Slim」を購入するでしょう。
ネッククーラーNEOのレビューまとめ
以上、ネッククーラーNEOのレビューでした。
もう一度メリット・デメリットをおさらいしましょう。
ネッククーラーNEOは以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 暑さを軽減したい人
- 夏にバイクに乗る人
- 外で長時間の移動や作業をする人
- 行きだけでなく帰りも使える冷却グッズが欲しい人
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