自然には癒やし効果があると昔からよく言われますよね。
さらに最近では「自然に触れることで頭がよくなる」なんて話も耳にします。
これらは果たして本当なのでしょうか?
関連記事 観葉植物のメリットがすごい!置くだけで幸福感が47%上がるという研究結果も……
自然に触れると頭が良くなる?
自然に触れると頭が良くなるというのはホントの話です。
フィンランドの研究によると、1ヶ月のうち5時間以上を自然の中で過ごすことで以下のような効果があると報告されています。
- 記憶力アップ
- 創造力アップ
- 集中力アップ
- 計画性アップ
- ストレスの大幅削減
一言でいえば脳のパフォーマンスが向上しているということ。
つまり自然に触れることで頭がよくなると言っていいでしょう。
1ヶ月5時間というのは1日あたりにすると10分。
1日たった10分自然に触れるだけで、上記のような素晴らしい効果が得られるのです。
自然に触れるって具体的にはどういうこと?
自然って海や山みたいな大自然じゃなきゃダメなの?
いや、次のような場所でもOKだよ
- 街中の公園
- 川沿い
- 緑の見える場所
このような身近にある自然を見るだけで十分効果が得られます。
あるいは観葉植物を見るだけでも一定の効果があるというデータも存在します。
詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事 観葉植物のメリットがすごい!置くだけで幸福感が47%上がるという研究結果も……
偽物の自然でも効果あり
自然は必ずしも「リアルな自然」である必要はありません。
たとえばアムステルダム自由大学では以下の実験が行われました。
- 60人の学生に数学の問題を解かせ、精神的ストレスを与える
- 半分には緑豊かな公園の写真を、もう半分には都会の光景を眺めるように指示
その結果、公園の写真を見た学生には副交感神経の活性化(リラックス効果)が見られ、心拍数も低下しました。
つまり自然の写真を見ただけでも「リアルな自然」を見たときと同じようなリラックス効果が得られるのです。
曇りや雨でも外に出よう
とはいえ、やはり外に出てリアルな自然を見るに越したことはありません。
たとえば外に出て日光を浴びると、セロトニンという脳内物質が分泌されます。
セロトニンの分泌によってもたらされる効果は以下のとおり。
- 夜ぐっすり眠れるようになる
- 気分が上昇する
- 集中力が上がる
- 自制心が働きやすくなる
- ストレスを軽減する
ちなみに晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でもセロトニンは生成されます。
セロトニンが十分に分泌されるには2,500ルクス以上の光が必要とされていますが、曇りや雨であっても室内の蛍光灯と比べると格段に明るいのです。
脳のパフォーマンスや精神状態を良好に保つには、なるべく1日1回は外に出て自然の見える場所へ行くと良いでしょう。
どうしても外に出れない場合は以下のような観葉植物でも一定の効果があるので、デスクなどに置いておくのがオススメですね。
こちらもCHECK
-
観葉植物のメリットがすごい!置くだけで幸福感が47%上がるという研究結果も……
観葉植物のメリットはこんなにあった!部屋に置くだけで様々な効果が得られることが最新の研究によって分かっています。
続きを見る