「スマホを持っていたらKindle端末はいらない」
そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
でも実はKindle端末にはスマホのKindleアプリにはない大きなメリットがあるんですよね。
この記事では以下の内容について実体験をもとに解説していきましょう。
なぜKindle端末はいらないと言われるのか?
まずはなぜKindle端末がいらないと言われるのか、その理由を見ていきましょう。
Kindle端末いらない派の主張は大きく以下の2つに分けられます。
- 紙の本が好き
- スマホアプリで十分
紙の本が好き
Kindle端末がいらないと言われる理由のひとつは紙の本が好きだからという理由です。
つまりKindleに限らない電子書籍そのものに対する否定意見ですね。
実を言うと私も以前までは紙の本派だったのですが、一度Kindleを使ってからは価値観がガラリと変わってしまいました。
具体的な電子書籍のメリットはこのあと紹介していきましょう。
スマホアプリで十分
Kindle端末いらない派の理由としてもっとも多いのがスマホアプリで十分という意見です。
確かにKindleの電子書籍はスマホ版のKindleアプリでも見られるため、
「Kindle端末をわざわざ買う必要はないんじゃないか?」
という主張があるのはよくわかります。
正直にぶっちゃけると、
Kindle端末にあってスマホ版のKindleアプリにない機能ってひとつもないんですよね。
じゃあ何でKindle端末はこんなに売れてるの?
それをこれから説明していくよ
Kindle端末いらない論への7つの反論
さて、ここからはKindle端末いらない論への7つの反論を挙げていきましょう。
具体的には
- 紙の本にはないKindleのメリット4つ
- スマホアプリにはないKindleのメリット3つ
があります。
紙の本にはないKindleのメリット
まず紙の本にはないKindleのメリット4つから紹介しましょう。
持ち運びが楽
紙の本と比べたKindleの大きなメリットは持ち運びが楽だということ。
本だと1冊で500g前後の重さがあるのに対し、Kindle端末(無印版)の重さはたったの158g。
しかもKindleの場合は端末内にどれだけの本が入っていても重さが変わりません。
場所を取らない
場所を取らないのもKindle端末のメリットですね。
具体的なKindle(無印版)の大きさは
- 縦15.8cm
- 横10.9cm
- 厚さ0.8cm
なので、本よりもだいぶコンパクトです。
家に保管する場合、カバンに入れて持ち運ぶ場合、どちらもほとんどスペースをとりません。
紙の本ってかなり場所とるもんね
一瞬で購入できる
Kindleはネットからボタン一つですぐに購入できるのも魅力のひとつ。
紙の本と違い、送られてくるのを待ったり、わざわざ本屋に買いに行かなくても一瞬で手に入ります。
読みたいと思ったときにその場ですぐ読めるというのはメチャクチャ便利ですよ。
紙の本より安いことが多い
Kindleは紙の本よりも値段が安く設定されていることが多いです。
販売する側からすれば発送や製本などのプロセスが無くなる分、価格を安くできるわけですね。
Amazonでは頻繁にKindle本のセールを開催しているので見逃さないようにしましょう。
スマホアプリにはないKindle端末のメリット
続いてスマホアプリにはないKindle端末独自のメリット3つです。
一度の充電でバッテリーがかなり持つ
Kindle端末では一度の充電でバッテリーがなんと最大6週間持ちます。
頻繁に充電する必要がないし、スマホバッテリーを節約することにもなります。
画面が大きいので目に優しい
画面の大きさもスマホとの大きな違いです。
実際に私の手元にあるiPhone8の画面サイズとKindle(無印)の画面サイズを比較してみましょう。
小さい画面だと目が疲れるから大きい画面のほうがいいよね
本を読む以外の機能がない
私が思うKindle端末最大のメリットは本を読む以外の機能がついていないことです。
もちろんマーカーを引いたり辞書を見たりなどのスマホ版Kindleアプリと同じ機能はありますが、それ以外の余計な機能は一切ついていません。
これは一見するとデメリットに思われるかもしれませんが、これこそがKindle端末ならではの最強のメリットなんです。
私の経験上、スマホでKindleを読もうとすると、どうしても読書より刺激的なアプリ(ゲームとかYouTubeとかSNSとか)を見たくなっちゃうんですよね。
ところがKindle端末の場合だとほかの選択肢がありません。
つまり読書だけに全力で集中できるわけです。
実際に使ってみると分かると思いますが、スマホでKindleを読むのとは読書効率が全然違いますよ。
Kindle端末のデメリット
ここまでKindle端末のメリットを紹介しましたが、実は2つだけデメリットもあります。
ひとつはカラーが白黒なこと。
そのためKindle端末は雑誌や図鑑を見るのには向いていません。
もうひとつは動作がややモッサリしていること。
とはいえ本を読むという行為にスピードは必要ないので、実際にはほとんど気になりません。
Kindleは種類が複数あるけどどう違うの?
Kindleって種類が多すぎてどれを買ったらいいか分からないんだよなぁ
迷ったら「PaperWhite 8GB(広告なし)」がおすすめだよ
2023年現在、Kindleは大きく分けて4つのモデルが発売されています。
おもな性能の違いをまとめました。
kindle(無印) | PaperWhite | Oasis | Scribe | |
---|---|---|---|---|
安さ | ||||
防水機能 | なし | あり | あり | なし |
ページ送りボタン | なし | なし | あり | なし |
手書き入力機能 | なし | なし | なし | あり |
それぞれのモデルに「広告あり版」と「広告なし版」が存在し、「広告あり版」のほうが少しだけ安価で購入可能です。
ただし広告あり版ではKindleを開く度にAmazonの広告が出てくる仕様になっています。
Kindleは頻繁に使うため、基本的には広告なしを選んだほうがいいでしょう。
悩むのは
のうちどれを選ぶかだと思いますが、よほどの金持ちでもなければKindle(無印)かPaperWhiteの二択と考えてOK。
というのも上の表を見れば分かるように、残り2つは価格が高い割に機能面ではそれほど大きな違いがないからです。
Kindle(無印)とPaperWhiteはどう違うの?
両者の違いはズバリ防水機能がついているかどうかです。
それ以外は大きさが若干違う程度で大した差じゃありません。
なので風呂でも使いたい場合はPaperWhiteを、風呂で使う予定がない場合はKindle(無印)を選べばOK。
一番売れているのはPaperWhiteなので、迷ったらPaperWhiteを選んでおけば間違いないでしょう。
(私は無印版を買ったのですが、途中から風呂でも使いたくなったため少し後悔しています……)
ちなみにPaperWhiteには8GBと16GBのモデルがあります。
8GBでも小説を約2,000冊ほど保存できるので、ほとんどの人は8GBで問題ないです。
ただし漫画をメインで読む場合、容量をかなり食うので16GBを選択肢に入れても良いかもしれません。