バイクにデメリットしかないという話はガチなのか?
これまで複数のバイクを乗り継いできた私がバイクはデメリットだらけだということを語っていきます。
バイクはデメリットしかないと言われる理由
バイクがデメリットしかないと言われる理由は以下のとおりです。
事故した時のダメージがヤバい
バイクのデメリットとして一番に浮かぶのが事故した時のダメージがでかいということ。
車なら事故と言ってもたいてい車体がへこむ程度ですが、バイクの場合は下手したら一発で絶命します。
しかも事故を引き起こす要因がメチャクチャ多いんですよ。
- 落ち葉や道路の段差でスリップ
- 雨でスリップ
- 急ブレーキでスリップ
- 急に割り込まれて転倒
- 危険運転に巻き込まれる
- 突然飛び出してきた鹿とぶつかる
このように自分ではいくら気をつけていても、運次第で人生が終わってしまうのがバイクです。
言ってしまえばバイクは運ゲーなんですよね。
頭がグシャグシャになる
意外に触れられることのないバイクのデメリットが頭がグシャグシャになるということ。
バイクにはヘルメットの着用義務があるので、どうしても走行後は髪型がつぶれてしまいます。
ヘアスタイルにこだわりのある人にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
ちなみに、Amazonでは髪型が崩れにくくなる以下のようなアイテムも一応販売されています。
煽られやすい
バイク乗りなら誰もが経験していると思いますが、バイクの煽られ率は車よりもはるかに高いです。
理由としては
- 車間距離がわかりづらい
- 原付きとそれ以外のバイクの違いがわからない
- ただ単にバイクが嫌い
などが多いようですね。
ハゲる(?)
ヘルメットを被るとハゲるという説もよく聞きます。
これに関しては賛否両論あるようですが、私は実際バイク通勤するようになってから薄毛が進行しました。
もちろん単に遺伝的なハゲ年齢とバイク通勤の時期がたまたま重なっただけの可能性も考えられますが……
また薄毛の人はヘルメットを脱いだあとの見た目がかなりヤバくなるというデメリットもあります(私がまさにそうです)。
悪いイメージを持ってる人が少なくない
世の中にはバイクに悪いイメージを持っている人が少なくありません。
というかぶっちゃけバイク乗りの私自身もバイク乗りに良いイメージを持っていません。
理由は以下のとおりです。
- うるさいバイクが多い
- 危険な運転をするバイクが多い
- DQNが多い
もちろん全部が全部そうというワケじゃないんですけど……
バイク用品屋とかに行くと明らかにDQN率が高いんですよね。
基本的に一人しか乗れない
バイクは基本的に一人乗りです。
一応ルール上は二人まで乗れますが、ハッキリ言ってメチャクチャ危険なのでおすすめしません。
なにせ一人でも立ちゴケしてしまう乗り物ですからね。
寒い
暖房がつけられる車と違い、バイクはめちゃくちゃ寒いです。
走行中の体感温度は10度以上下がると言われていますから、冬はかなり入念に防寒対策をする必要があります。
まあ電熱ウェアを着ればだいぶマシにはなりますけど……
暑い
個人的には電熱ウェアが使える冬よりも夏のほうが辛いです。
寒さ対策グッズに比べて暑さ対策グッズは効果が低いですからね。
ただし以下で紹介しているアイテムを使えばある程度はマシになるでしょう。
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車中泊できない
車と違い、バイクは車中泊ができません。
なかにはバイクの上に寝っ転がる猛者もいるようですが、せいぜいできるのは仮眠ぐらいでしょう。
深く眠るにはホテルなどに泊まらなければならなりません。
盗まれやすい
バイクは大人が数人いれば持ち上げることができるため、車よりも盗難の発生率が高いです。
数十万円もするバイクが盗まれてしまった日には絶望しかありませんね……
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高い
最近は以前よりもバイクの販売価格が高くなりました。
それも新車だけでなく、中古バイクもほとんど値段が落ちないのです。
昭和よりもバイク人気が落ちているため、どうしても価格を上げるしかないんでしょうね。
いまや中型クラス以上のバイクを買うなら、中古の自動車のほうがよほど安く買えてしまいます。
乗せられる荷物が少ない
乗せられる荷物が少ないのもバイクのデメリットです。
そのデメリットがとくに致命的になるのがキャンプ時ですね。
キャンプギアは基本的に小さいものしか乗せられないので、選択肢が大幅に減ってしまいます。
雨や雪が降ると絶望する
バイクは2輪しかないため悪路の影響をモロに受けます。
雨が降ったら滑りやすくなるし、雪ではまともに走行することはほぼ不可能。
またカッパを着たり脱いだりするのも非常に面倒くさいです。
おっさん率が高い
道の駅でヘルメットを取ったバイク乗りを見たことがある人はわかるでしょう。
そう、ヘルメットを取るとたいていオッサンなのです。
若いバイク乗りは数が少ないため、若者同士でバイクの話ができる機会は限られます。
仮にいたとしても9割が“野郎”なので、趣味を通じた異性との交流はほとんど期待できません。
歌ったら通行人に聞こえるっぽい
車ではオーディオを聞きながら歌を歌う人も多いでしょう。
ですがバイクではそれができません。
まずオーディオがないですし、歌声をさえぎる壁もありません。
なかにはバイクに乗りながら熱唱しているライダーもいるようですが、あれは通行人に丸聞こえらしいですよ。
金がどんどんなくなっていく
バイクを趣味にしていると金がドンドンなくなっていきます。
ガソリン代や税金、メンテナンス代、車検費用、バイクウェアなどの購入費……
家計簿をつけていないと気付きませんが、実際にはバイク関連の出費はかなり多いです(経験談)。
バイクってデメリットだらけなんだね
バイクはデメリットしかないのか?
以上がバイクのデメリットです。
確かにこれだけ短所だらけだと「バイクはデメリットしかない」と言いたくなる気持ちはわからないでもありません。
とはいえ「バイクにデメリットしかない」はさすがに言い過ぎでしょう。
バイクには車にないメリットもいくつかあります。
バイクのメリットを具体的に挙げると
- 見た目が格好いい
- 風をカラダで感じるのがいい
- 加速感がたまらない
- 車より維持費が安い
- 渋滞をある程度回避できる
などなど。
あとは原付および原付二種は価格が安いのもメリットですね。
まあこれらのメリットがこの記事で挙げたデメリットを上回るのかといえば、それは個人の価値観によると思いますが……
ただ経験的にひとつ言えることは、一度バイク熱が冷めたらそのあと熱が復活することはほとんどないということ。
バイクには向き不向きがあるので、向いていないと思ったらサクッとやめるのも一つの選択としてアリでしょう。
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