「バイクは雨で壊れる」
こんな話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
実際に屋根なしの場所にバイクを数年保管している私が以下について解説していきます。
バイクは雨で壊れるの?
結論から言うと、バイクが雨で壊れる可能性は限りなく低いです。
私もかつて屋根なしの場所にバイクを数年保管していたことが何度もありますが、バイクが雨で壊れるという経験は一度もありません。
周りのバイク乗りに聞いてみても、雨でバイクが壊れたなんて話はまず聞いたことがないです。
……というか、そもそも屋根ありの場所にバイクを保管できる環境の人なんてそれほど多くないでしょう。
雨ざらしの状態でバイクを保管している人は決して少なくありません。
たかが雨でバイクが壊れるようだったら日本中廃車だらけだよ
屋根のない場所にバイクを保管する4つのリスク
ただし屋根のない場所にバイクを保管するリスクはいくつかあります。
具体的なリスクは以下の4つです。
- 壊れる可能性はゼロではない
- サビが発生する
- タンクやシートなどが汚れる
- 盗難される確率が上がる
バイクが雨で壊れる可能性はゼロではない
バイクが雨で壊れる可能性は限りなく低いと言いましたが、可能性がゼロになるわけではありません。
雨に濡れることでエンジンなどのパーツの消耗が早くなり、本来の寿命よりも短くなるというのは可能性として十分あり得る話です。
とくに古いバイクに乗っている場合は最新のバイクよりも雨による影響を受けやすいでしょう。
サビが発生する
バイクが雨で壊れるとまでは行かないものの、サビ(錆)は確実に発生します。
実際私のバイクも雨ざらしの場所に保管していたときは100%サビが発生していました。
ただしサビに関しては以下のようなサビ取りグッズを使えばかんたんに取れるので、そこまで神経質になる必要はありません。
……とはいえあまり長い期間放置すると固着して取れなくなるケースもあるので、サビは見つけたらできるだけ早く取るようにしましょう。
タンクやシートなどが汚れる
バイクが雨に打たれるとタンクやシートが汚れるというのはよくある話です。
ただしこの汚れもすぐに取ることが可能。
雑巾で水拭きするのもOKだし、「フクピカ」でひとふきするだけでも一瞬でキレイになります。
フクピカは水無しで手軽に洗車できるから便利だよ
盗難される確率が上がる
屋根のない場所は人目につきやすい傾向があります。
人目につきやすいとどうなるか?
ずばり盗難される確率が上がるんですよね。
雨で壊れるリスクよりも、盗難されるリスクのほうが現実的にははるかに脅威でしょう。
なにせ日本では毎年10,000台前後のバイクが盗まれているのが現状ですから。
盗難ってけっこう身近に起こる話なんだよね
解決策
以上のように、雨でバイクが壊れる可能性は低いとはいえ、屋根なしの場所にバイクを保管することにリスクがあるのは否定できません。
これらのリスクへの対処法は大きく分けて3つあります。
1つはバイクカバーを利用すること。
雨風を防ぐだけでなく、盗難予防効果もある一石二鳥の対策です。
カバーは価格も手頃なので、もっとも手っ取り早い対策と言えるでしょう。
2つ目はレンタルコンテナを利用すること。
レンタルコンテナとは簡単にいうと月額制の貸し倉庫です。
屋根があるだけでなく完全な密室なので、防犯性もグンと上がります。
中でもおすすめなのはバイク専用ヤードのある加瀬倉庫ですね。
それ以外のレンタルコンテナではバイクに対応していないところが多いので注意が必要です。
最後の1つはしっかりした盗難対策グッズを使うこと。
おすすめの盗難対策グッズについては
『バイク盗難防止の最強グッズを表にまとめたよ!全7種類の長所短所を徹底比較』
で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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