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新聞配達の正社員はキツイからやめとけ【アルバイトとの違い】

新聞配達の正社員はキツイからやめとけ

「新聞配達の正社員はキツイからやめとけ」

学生時代に新聞配達のバイトをやっていたとき、正社員(専業)の先輩はいつもこう言ってました。

先輩から聞いた話をもとに、今回は以下について解説してきます。

  • 新聞配達の正社員がキツイ7つの理由
  • 新聞配達の正社員のタイムスケジュール
  • 新聞配達の正社員とアルバイトの違い

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新聞配達の正社員はキツイからやめとけと言われる理由

「新聞配達の正社員はキツイからやめとけ」と言われる理由は以下の7つです。

  • 営業がキツイ
  • 集金がキツイ
  • 当番がキツイ
  • 休みが少ない
  • 健康に悪い
  • 常に拘束される
  • 未来が暗い

営業がキツイ

新聞配達の正社員がキツイと言われる理由

新聞配達の正社員がキツイと言われる最大の理由が営業です。

営業では一軒ずつ家をまわり、新聞購読の新規契約を取りにいきます。

しかも契約には「ノルマ」があるんですよね。

先輩の話によると、このノルマを達成しないとペナルティがあるんだとか。。

実際私の営業所では社員ごとの成約数が壁に貼り出されていました。

私の経験からすると、新聞配達の一番いいところって人との関わりが少ないところなんですよ。

ところが正社員には営業があり、さらにノルマがある。

つまり新聞配達の最大の長所が失われているわけです。

これじゃ飛び込み営業のサラリーマンとやってることが変わりません。

集金がキツイ

新聞配達の正社員がキツイ理由の2つ目が集金です。

正社員になると毎月購読料を集金しに行かなければならないんですよね。

なかにはクレーマー気質の人やなかなかお金を払わない人もいて、これまたかなりの精神的ストレスになるようです。

当番がキツイ

新聞配達の電話当番

新聞配達の正社員がキツイ理由の3つ目が当番です。

当番というのは電話当番のこと。

どんな電話がかかってくるかと言えば、不着などに対するクレームが大半らしい。

要はクレーム処理のようなことをやらされるワケですよ。

正社員はこの当番を数日ごとに交代でやります。

しかも朝刊や夕刊を配ったあとに。

ん~、しんどいなぁ。。

休みが少ない

新聞配達の正社員は休みがあまりとれません。

私の営業所では月に1回の休刊日+4~6日の休みとなっていました。

つまり週1日しか休みがない週がけっこうあるワケです。

また台風や雪が来ても休みをとれないところが新聞配達のキツイところ。

休んでしまうと代わりがいないので、どんな災害が起ころうが新聞配達員は休めません。

健康に悪い

よく「新聞配達は朝早く起きれるから健康に良い」なんて言われますが、これはまったくの嘘。

朝刊を配る時間帯は朝ではありません。深夜です。

営業所にもよりますが、私のところは深夜の1時半から配っていました。

遅い人でも3時すぎには出勤していなければなりません。

なので他の人の起きている間に眠っておく必要があります。

実際私が新聞配達のバイトをやっていたときは、毎晩8時ぐらいには寝ていました。

しかし8時には当然まだ家族がみな起きています。

8時に寝ようとしても家族の声などで何度も起こされてしまい、深い眠りにつけないのです。

こんな生活が健康にいいワケないですよね。

常に拘束される

新聞配達のキツイところ

正社員は朝刊だけでなく夕刊もあり、さらに先ほど紹介したような営業、集金、当番などの業務があります。

すると必然的に睡眠時間は細切れになり、数時間寝て起きて仕事して、また数時間寝て起きて仕事して……という非常に不規則な生活リズムになるのです。

健康に良くないのはもちろん、「ちょっと休んでもすぐに仕事がある」という状況がずっと続きます。

これは肉体的には数時間開放されていても、精神的には一日中拘束されていると言っていいでしょう。

未来が暗い

「新聞配達はやめとけ」と言われる理由として業界の未来が暗いこともあります。

ご存知の通り、今はネットニュースなどが普及しているため新聞の購読者数は年々減っています。

おそらく若い人で新聞を購読している人はほとんどいないでしょう。

今メインの購読者である中高年の多くは、あと10年20年でいなくなります。

すると当然新聞の購読者もみるみる減少し、給料が減るだけでなく仕事自体が消滅する可能性も十分考えられるわけです。

実際私が新聞配達のバイトをしていたときも配達部数が年々減っており、給料も最初の頃より1万円以上減っていました。

なので一時的にバイトとしてやる分にはいいのですが、正社員をやるのはあまりオススメできません。

新聞配達の正社員のタイムスケジュール

新聞配達の正社員の一日の流れ

新聞配達の正社員のタイムスケジュールはどんな感じなのでしょうか?

以下は一例です。


  • 1:30~5:00

    朝刊


  • 6:00~9:00

    当番


  • 9:30~1:00

    自由時間

  • 14:00~16:00

    夕刊

  • 18:00~20:00

    集金&営業

  • 20:30~1:00

    自由時間


新聞配達の正社員がキツイと言われる理由が一目瞭然でしょう。

当番は毎日あるワケではありませんが、それでも朝刊と夕刊がない日はほぼありません。

ちょいちょい休憩時間はあるものの、まとまった休みがないんですよね。

新聞配達の正社員とアルバイトの違い

新聞配達の正社員とアルバイトの違いは以下のとおりです。

正社員アルバイト
営業ありなし
集金ありなし
当番ありなし
夕刊ありなしでもOK
コミュニケーションありほぼなし
怒られることあり基本なし
給料平均20万~35万平均7万~11万(朝刊のみ)

新聞配達の大きなメリットは

  • コミュニケーションがほぼなし
  • 怒られることなし
  • 自分のペースでできる

という3つです。

ところが正社員になるとこれらのメリットが全て消失します。

つまりメリットが無くなるわけです。

唯一のメリットはバイトよりも給料が高いこと。

ちょっと前なら正社員という「安定性」もありましたが、昨今の購読者数の減少傾向からすると安定性すら疑問なのが現状です。

以上の事実から次の結論が導き出されるのは必至でしょう。

新聞配達の正社員はキツイからやめとけ

……ただし今回述べた内容はあくまで私が働いていた営業所の話なので、業務内容が異なる営業所もあるかもしれません。

またこれはコミュニケーションが苦手な私の意見なので、人と接することが苦にならない人なら別の印象を持つ可能性もあります。

あるいはアルバイトとしてやるなら新聞配達はオススメできます。

3~4時間の勤務だけで月7万~10万ぐらいは稼げるし、コミュニケーションがほとんど必要ないのでなかなか割のいいバイトなんですよね。

新聞配達の「アルバイト」に関しては以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください^^

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